旅行の予算を知りたい方はこちらも読んでください。
ルート決め
私たち夫婦は何度かロサンゼルス&ラスベガスに行ったことがあるのですが、子連れでの海外旅行は初めてでした。
私がグランドサークル大好きなこともあり、できればグランドサークル周辺の国立公園を回りたいのが本音でしたが、限られた日程の中では幼い子供を二人連れて家族全員が楽しめる気がしませんでした。
そんな訳で今回は
- ラスベガス近郊(ヘンダーソン)3泊
- アナハイム3泊
- ロサンゼルス国際空港(以下LAXと表記)1泊
に絞って宿泊することにしました。
【1日目】レンタカー&ラスベガスへ向けてロードトリップ
レンタカーを借りる
8:25頃LAX到着!
シャトルバスに乗ってレンタカーの営業所に移動です。
これまでアメリカでレンタカーを借りるときはHeartzの直接予約が多かったのですが、今回はExpedia(エクスペディア)を通じて、初めてのレンタカー会社「Thrifty」を予約しました。
Thriftyはハーツの営業所と同じ場所にあるため、ハーツと共同ののシャトルバスで空港→営業所まで移動しました。
LAX周辺でレンタカーを借りる時にはご注意を!!
私が子供を見る係、パパがレンタカー手続きをする係だったのですが、Thriftyでも例にもれず保険上乗せ攻撃があったとのことでした💦
何度も「
LAXについたのは定刻の8:25でしたが、入国~荷物受け取り~レンタカー手続きをしているとあっという間にお昼になってしまいました。
レンタカーの営業所を出発後、LAX近くのin’n’outでハンバーガーをテイクアウトして、車の中で食べながら移動することにしました。
ラスベガスへ
Google mapでは4時間半の道のりですが、途中、I-15沿いにあるBarstowという町でトイレ休憩を挟みながら、5時間20分ほどかけてラスベガス近郊のヘンダーソンという町にあるホテルへ移動。
長男が突然嘔吐!
ラスベガスが見えてきて、あと数分でホテルに着く・・というところで、突然長男が嘔吐してしまいました💦
幸い運よく私が長男の隣に座っていたので、すぐに対処することができて大惨事にはなりませんでしたが、よく考えてみたら朝7時に自宅を出てからなんと27時間も移動に費やしているので、疲れが出たのかもしれません。
あえてストリップ沿いではないホテルを選択
Residence Inn Las Vegas Henderson/Green Valley
今回、私たちは「レジデンス・イン・バイ・マリオット・ラスベガス・ヘンダーソン / グリーン・バレー」というキッチン付きのホテルを3泊予約していまたが、結局18時過ぎにやっとホテルに着きました。
ホテルで荷ほどき中に、パパがホテル近くのレストランでメキシカンをテイクアウトしてきてくれたので、この日はホテルで夕飯を食べることに。
長男もこのころにはすっかり元気になってベッドの上をジャンプしていましたが、念のためパパにスーパーで買って来て貰った吐き気止めを内服して寝ることにしました。
子供たち頑張った、お疲れさまでした~!
【2日目】レッドロックキャニオン州立公園&フリーモントストリートエクスペリエンス
レッドロックキャニオン州立公園
前日の疲れもあったので、2日目はゆっくりスタートのつもりでしたが私は早起きしてしまいました。
朝食付きのホテルだったので、2往復して家族の分の朝食をお部屋に運びました。
幸い長男はとっても元気で胃腸炎ではなさそうということで、ゆっくり朝食を摂ってから、レッドロックキャニオン州立公園へ向かいました!
ホテルからレッドロックキャニオン州立公園まで、車で約30分です。
調べてみたところ、ストリップ沿いのホテルからも車で30分と同じ移動時間が出ました。
しかし、巨大ホテルは部屋から駐車場まで徒歩10分はくだらないため、むしろヘンダーソンのホテルから向かったほうが早く着く形となります。
問題発生!公園に入れない?!
ゲートまで来たところ、何やら看板が。
係りの女性が私たちの車まで歩いてきてくれて、そこでオンラインチケットが必要ということを知りました💦
この場でチケットを取ろうとしましたが、公園のゲートは何もない場所でネットがつながらない!
ということで、一旦家が立っている場所(=ネットが繋がるところ)まで引き返して無事チケットを購入しました。
シーニックドライブというドライブルートで各所を回り、お昼を過ぎてから公園を出ました。
朝がゆっくりだったのもありあまりお腹がすかず、気づくと15時を大幅に過ぎていることに気づき、レッドロックキャニオンからの帰り道沿いにあるモールでMeraki Greek Grillというグリーク料理(ギリシャ料理)のお店に入りました。
このお店、美味しかったけどとにかく量が多くて多くて💦
先に運ばれてきたキッズミールを見て驚愕!
大人でも食べきれなさそうな量でした。
大人の料理はもちろんそれ以上に多かったので、オーダーしたお料理の半分も食べきれず、結局持ち帰ってこの日の夕飯に。
それでも食べきれなかったので、最終的には次の日のランチにしました!
フリーモントストリートエクスペリエンス
一旦ホテルに戻ってシャワーを浴びた後、夜はフリーモントストリートエクスペリエンスへ。
キラキラど派手なアーケードに子供が喜ぶかと思ったのに、長男が大音量にビビってしまったためすぐに帰りました。
ストラットタワー上ってみたい!
帰り道にラスベガス気分を少しだけ味わいたくて通ったストリップ通りで、長男がストラットタワーに興味津々。
夜も遅いので明日行こうということでホテルに向かおうとするも大渋滞で、やはりラスベガス市内にあまり用事がないのであれば郊外のホテルで正解だったことを痛感しました。
【3日目】バレーオブファイヤー州立公園&ストラットタワー
バレーオブファイアー州立公園
3日目は車で片道1時間ほどの場所にある、バレーオブファイヤー州立公園に行きました。
ちょっと風が強かったのですが、ちょっとした岩登りに子どもたちもテンション🆙でした!
私たちはバレーオブファイアーだけを往復しましたが、時間があればフーバーダムに寄るのもいいかも。
ストラットタワー
暗くなる前にラスベガスに戻り、前日帰り道で長男が登ってみたいと言っていたストラットタワーに行きました。
ラスベガスで一番高い建物から見える砂漠の街の景色に子供たちは大興奮!
【4日目】ルート66&パイオニアータウン
ラスベガスからアナハイムへ向けて移動
ルート66
この日は1日移動日でした!
同じ道(I-15)を通るのも面白くない・・ということで、少し遠回りをしてルート66をほんの少し走ってみることに。
砂漠の中に突如現れる、アンボーイ(Amboy)という町の「Roy’s Motel & Cafe」というガソリンスタンドで小休憩。
モーテルとカフェはおそらく今はやっていなさそうで、今はガソリンスタンドとちょっとしたお菓子やルート66グッズを購入できるお店になっていました。
パイオニアータウン
次に向かったのがパイオニアータウン(Pionner Town)。
Amboyから車で1時間半ほどの場所にある1880年代頃の街を再現した町で、昔、ここで多くの西部劇の撮影が行われたとのことです。
細かいところまで古き良き?アメリカの街が再現されていて、昔のアメリカにタイムスリップした気分が味わえます!
ホテルや銀行の看板があるところは雑貨店やカフェになっていました。
パームスプリングス付近の風車群
このルートを選んだ理由の一つでもある、パームスプリングス付近の風車群。
長男が風車の話をしていたため、夫が見せてあげたかったそう。
なのに風車を見た時の肝心の長男の反応が思い出せません💦・・おそらく塩対応だったのかと。
Solara Inn and Suites
アナハイムのディズニー近くのホテル「Solara Inn and Suites」というモーテル形式のホテルに宿泊。
こちらのホテルに決めた理由は、なんといってもディズニーに近くて安かったこと。
「Booking.com」で予約したのですが、私の最低基準である7以上の「良い」の評価をクリアしていたことです。
朝食はついてませんでしたが、部屋は清潔で可もなく不可もなく、立地から考えるとコスパの良いホテルだったかと思います!
【5日目】ディズニーカリフォルニアアドベンチャーパーク(DCA)
ディズニーカリフォルニアアドベンチャーパーク(DCA)を満喫!
お目当ては二人の子供たちが好きなカーズの世界を再現した「カーズランド」。
アニメで見たあのラジエータースプリングスの町に中に入れちゃいます!
なかでも、ラジエーター・スプリングス・レーサーは、カーズのキャラクターに乗ってびゅーーーんと疾走する爽快アトラクション。
スリル満点だったー!!!
と、長男はとっても楽しんでいました!
ジーニープラスのチケットを購入&次男がまだ小さく乗れる乗り物が少なかったのでスイッチングを活用したお陰で、サクサクと一通りのアトラクションを回ることができました♪
カーズが好きな子供二人はもちろん記念のおもちゃもゲット。
また次男が大きくなったら行きたいな。
パークはホテルから徒歩20分くらいの距離だったので、歩いてパークへ向かう人たちの姿も結構見かけましたが、私たちはUberで往復しました。
パークの駐車場が1日30ドルと高額なのに、駐車場からパークまで専用トラムが出ているほど遠いらしいので、レンタカーで行かずにUberの片道6ドル台でより早くより安く行けたのは良かったです。
カリフォルニアディズニーチケットの購入方法
今回、ディズニーチケットを購入するにあたり調べたところ、
家族4人(大人2人+小人1人+次男は無料)でKlook内の期間限定クーポンなども駆使した結果、公式サイトから購入するより7,759円もお得にチケットをゲットすることができました!
1回しか使えないクーポンや併用不可のクーポンなどもあるので、複数人のチケットを購入する際には人数分分けてそれぞれでクーポンを適用させて購入するとよりオトクになります。
Klookは、アメリカだけでなく日本を含む世界中のアクティビティのチケットを購入できるサイトで、検索してみると意外と近所の水族館なども出てきます。
初めてKlookを利用される方は紹介コード「TGSUPW」で500円分のクーポンがもらえますので、Klookを使ったことがない方は是非登録してみてくださいね。
【6日目】ミッドウェー博物館&ラホヤビーチ
6日目は車で1時間半ほどかけて、サンディエゴ方面へ日帰り観光に行きました。
サンディエゴの空母・ミッドウェー博物館(USS Midway Museum)
サンディエゴには実際に昔運用されていた「ミッドウェー」という空母の博物館があります。
全長295m最大幅41.45mというサイズは第2次世界大戦では最大規模だとか。
このミッドウェー、横須賀にも何度か配備されたことがあるそうです。
日本語音声ガイドも無料で借りることができ、大人向け音声と子供向け音声があるので子供も楽しんでいました。
看板には戦闘機や軍用ヘリコプターなども展示されているのですが、実際に中に入ってみると、マネキンのパイロットが座っていてとってもリアルでした。
ちなみにミッドウェイのチケットも
ラ・ホヤビーチ
夕方、ラ・ホヤビーチでアザラシ見学。
崖下のビーチで無数のアザラシが日光浴しています。
兵の近くの茂みにはたくさんのリスもいて、子どもたちも楽しそうでした😊
【7日目】カリフォルニアサイエンスセンター&サンタモニカ
いよいよ、アメリカを観光できる日としては最終日になってしまいました。
アナハイムのホテル「Solara Inn and Suites」をチェックアウトして、カリフォルニアサイエンスセンターへ移動!
カリフォルニアサイエンスセンター
カリフォルニアサイエンスセンターは、過去に2回あったロサンゼルスオリンピックの開会式・閉会式の会場となった「ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム」や「ロサンゼルス自然史博物館」などがあるエクスポジションパークの一角にあります。
あのペースシャトル・エンデバー号の【実物】が、手を伸ばせば触れるんじゃないかと思うくらい(もちろん触っちゃダメ!)間近で観る事ができて、迫力満点でした!
1992年〜2011年まで、合計25回の飛行を行ったエンデバーは、近くで見るとところどころ黒く汚れているところがあって、本当に宇宙から帰ってきた機体なんだなぁと実感できます。
1,2年前まではエンデバーを観るのに予約&チケットが必要だったらしいのですが、2023年現在は予約なし&無料で観ることができました
また、宇宙コーナー以外にも、ちょっとした水族館や動物がいるエリアなどもあり、英語がわからなくても楽しめました。
ちなみに長男はcovid-19コーナーの、感染対策した場合・しない場合の感染者が増えていくシミュレーション画像やパンデミックの流れなどの展に興味津々でした!
午前中は遠足の子供たちで賑わっているので、ゆっくり見たい場合は午後がオススメです。
サンタモニカ
実はサンタモニカに行ったことがないから行ってみたいんだよね
ロサンゼルスには何度も訪れたことがあるはずの夫が、なぜかサンタモニカに行ったことがないらしく、サイエンスセンターの後に行ってみることにしました。
本当は3rdストリートプロムナードでお土産やアメリカブランドの洋服などをゆっくり見たかったけど、旅の疲れが出たのか長男が爆睡してしまったので😪ベビーカーに乗せてサンタモニカピアへ移動。
ピアのお土産屋さんで売っていたTシャツがかわいかったのですが、ベビーサイズしかなく断念しました。
ピアを満喫した後、ベニスビーチ沿いをドライブし、LAX近くのホテルに宿泊しました。
LAX近くのホテルは立地と評価で選んだのですが、正直2度目はないな・・と思うホテルでしたので紹介は割愛します。
【8〜9日目】帰国
レンタカーを返却して午前中の飛行機で日本へと帰国!
あっという間のアメリカ旅行でした!
旅行記は以上になります。
良かった点&悪かった点
《良かった点》
なんといっても、ホテルをすべて冷蔵庫・電子レンジ付きにしたこと!
小さな子ども連れで全てを外食にするのはキツイので、テイクアウトやスーパーを活用したのですが、連泊中に数日分の買いだめをしたり、食べきれなかった分も次の日に回せたりしたのが本当に良かったです。
ちなみに、旅行で不足しがちな野菜は、スーパーで購入した「トマト」と「いちご」で補いました😊
また、ホテルの立地と連泊作戦のおかげで時間を有効活用して観光と休息の時間を十分持つことができたこと、あとはなんといっても、大人も子供も楽しめる場所がたくさんあって毎日家族で楽しめたことが良かったです💕
《悪かった点》
特に思い浮かばないのですが、強いて言うならばお土産の購入時間が殆どなかったこと!
とにかく子供優先、スケジュールも過密にならないように頑張ったので、しょうがないかな。
いろいろ買いたかったもの・見たかったものはありましたが、また次回のお楽しみに取っておくことにします。
アメリカは逃げない!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
結構盛だくさんな内容でしたが、子連れでも(初日以外は)無理なくこなせるくらいのルートだったと思います。
私たち夫婦はロサンゼルス&ラスベガスは何度か行ったことがあるのでいわゆる大堂ルートからは外れてしまいましたが、こんな楽しみ方ももあるよ!という感じで参考にしていただけたら幸いです。