ニューメキシコ州を旅するなら外せないのが、真っ白な砂丘が広がる White Sands National Park。
今回のロードトリップでは、ホワイトサンズでのソリ遊びを中心に、歴史ある街 Mesilla の散策や、アメリカならではの巨大トラベルセンターでの宿泊も体験しました。
子連れでホワイトサンズを訪れる際の注意点や楽しみ方、メシラの見どころ、RV旅ならではの宿泊事情もあわせてご紹介します。

こんな感じでロサンゼルスからダラスまでキャンピングカーに乗って3歳と6歳の子連れで行く旅の記録を、子連れ目線でたっぷりレポートしています!
行程
| 1日目 | ロサンゼルス・レンタカー&IN-N-OUT |
| 2日目 | ロサンゼルス・DiscoveryCube&死者の日 |
| 3日目 | 世界最古のマクドナルド&キャンピングカーレンタル |
| 4日目 | ソルトン湖& サルベーションマウンテン |
| 5日目 | ルート66の町・ニードルズ |
| 6日目 | ルート66の町・キングマン&セリグマン |
| 7日目 | ローウェル天文台・メテオクレーター |
| 8日目 | ウィグワムモーテル・化石の森国立公園 |
| 9日目 | 超大型干渉電波望遠鏡群(VLA) |
| 10日目 | ロズウェル・ニューメキシコ宇宙歴史博物館 |
| 11日目 ←いまここ! | ホワイトサンズ国立公園・メシラ |
| 12日目 | エルパソ |
| 13日目 | ヒューストンヘルスミュージアム・ NASAギャラクシーライツ |
| 14日目 | 移動日・キャンピングカー紹介 |
| 15日目 | レキシントン空母ミュージアム |
| 16日目 | ヒューストンヘルスミュージアム・ NASAギャラクシーライツ |
| 17日目 | スペースセンターヒューストン |
| 18日目 | スペースセンターヒューストン |
| 19日目 | 移動日・帰国へ向けて荷造り |
| 20~21日目 | RV返却・ダラス→LA移動・帰国 |
ちなみにこの1年前に行った前回のアメリカ旅行の様子は以下を参照してください。
本日のルート
Alamogordo / White Sands KOA Journey

この日宿泊したRVパークは、Alamogordo / White Sands KOA Journey。
アメリカでキャンピングカー旅をしていると、どのRVパークに泊まるか迷うことがよくあります。そんなとき、私たちが何度か頼りにしていたのが Kampgrounds of America、通称「KOA」です。
KOAはアメリカ全土に展開するRVパークチェーンで、電源や給排水設備はもちろん、シャワーやランドリー、売店などが整っていることが多く、設備の充実度が安定しています。
実際に利用してみると、「とりあえずKOAに行けば何とかなる」
という安心感がありました。
ちなみに5日目のニードルズで泊まったKOAの記事はこちらです。


初めてのアメリカRV旅では、設備の有無や治安、チェックイン方法など分からないことも多いのですが、KOAなら必要なものがひと通り揃っているので初心者にも利用しやすいと感じました。
【Alamogordo / White Sands KOA Journey】
📍412 24th St, Alamogordo, NM
公式ホームページはこちら
氷点下から真夏へ
数日前に滞在した Pie Town では、この旅で最も寒い朝を迎えました。
なんと最低気温はマイナス7℃。
朝起きると車の外はキンキンに冷え込み、ニューメキシコの砂漠地帯とは思えない寒さでした。

ところが、これから向かう先は一転して真夏のような暑さのエリア。
わずか数日の移動で、氷点下から30℃近い暑さへ。
アメリカ南西部のスケールの大きさを改めて実感しました。
そこで今後の暑さに備えて、途中で半袖Tシャツを購入。日本ではなかなか経験しない気温差ですが、広大なアメリカを旅していると、こうした気候の変化も旅の醍醐味の一つです。
子連れにおすすめ!白い砂漠でソリ遊び・ホワイトサンズ国立公園

アメリカ・ニューメキシコ州にある White Sands National Park。
真っ白な砂丘がどこまでも続くその景色は、「地球上とは思えない絶景」として知られています。
前日の夕方だけでは物足りなかったので、再度今日も訪れることにしました。
前日の記事はこちらです。


私自身、約10年前に一度訪れたことがあるのですが、その時に
「いつか子どもができたら、絶対に連れて来たい」
と思った特別な場所でした。
そして今回、その夢が叶い、7歳と4歳の息子たちと一緒にホワイトサンズを再訪することができました。
結論から言うと、ホワイトサンズは子連れ旅行にも非常におすすめの国立公園です。
ホワイトサンズ国立公園とは?

ホワイトサンズ国立公園は、ニューメキシコ州南部に位置する国立公園です。
園内には世界最大級の石膏砂丘が広がっており、その面積は約710平方キロメートル。
なんと琵琶湖よりも広いエリアが真っ白な砂で覆われています。
初めて見ると雪景色にも見えますが、実際は石膏からできた砂丘です。
真っ白な砂と青空のコントラストは圧巻で、まるで別の惑星に降り立ったかのような景色を楽しむことができます。
実は入れない日もある?ホワイトサンズへ向かう前に確認したいこと

ホワイトサンズを訪れる際に知っておきたいのが、公園の周辺環境です。
実はホワイトサンズの近くには White Sands Missile Range があり、現在もアメリカ軍によるミサイル実験が行われています。
そのため、実験が実施される日は公園周辺の道路や公園が一時閉鎖されることがあります。
私たちも訪問前は少し心配していましたが、無事に入園できてほっとしました。
旅行計画を立てる際は、事前に最新情報を確認しておくことをおすすめします。
子どもが夢中になった砂丘でのソリ遊び

ホワイトサンズ最大の魅力は、何と言ってもソリ遊びです。
ビジターセンターでは砂丘専用のソリを購入またはレンタルすることができます。
私たちもソリを持って砂丘へ向かいました。

最初は慎重だった子どもたちですが、一度滑ると大興奮。
「もう一回!」
「もっと高いところから滑りたい!」
と何度も砂丘を登っては滑るを繰り返していました。
自然の地形そのものが巨大な遊び場になっているため、遊園地とはまた違った楽しさがあります。
実際、帰国してから数か月経った今でもホワイトサンズの話をするほど印象に残ったようです。
子連れで訪れる際の注意点

ホワイトサンズは自由に歩き回れるのが魅力ですが、注意点もあります。
白い砂丘は見渡す限り同じ景色が続くため、方向感覚を失いやすい場所です。
実際に毎年遭難事故が発生しており、死亡事故も報告されています。
子ども連れの場合は、
- 子どもを一人で行かせない
- 常に目の届く範囲で遊ばせる
- 水分を十分に持参する
- 日焼け対策をする
といった基本的な対策が大切です。

また、靴の裏に白い砂がたくさん付き、キャンピングカーの中が砂だらけになりました。
キャンピングカーで行かれる方は、ほうき必須です(笑)
白い砂漠で食べるランチは格別

ホワイトサンズにはピクニックエリアも整備されています。
私たちはピクニックテーブルでホットドッグランチを楽しみました。

真っ白な砂丘を眺めながら食べる食事は格別。
この景色、待ち受け画像などで観たことがある方もいるのではないでしょうか?
高級レストランでは味わえない、旅先ならではの贅沢な時間でした。
10年前の夢が叶った日

約10年前、友人とホワイトサンズを訪れた時のことを今でも覚えています。
その時、
「いつか子どもができたら、この場所で一緒に遊びたい」
と思いました。
そして今回、その時には想像もしなかった二人の息子と一緒に白い砂丘を歩いています。
楽しそうにソリで遊び、砂丘を駆け回る姿を見ながら、本当に来られたんだ!と胸が熱くなりました。
旅先の景色は時間が経つと忘れてしまうこともあります。
でも人生の節目と結びついた場所は特別です。
私にとってホワイトサンズは、まさにそんな場所になりました。
メシラ(Mesilla)|ニューメキシコに残るメキシコ時代の歴史ある街並み
ホワイトサンズ国立公園をたっぷり満喫した後は、車で約1時間半移動して Mesilla を訪れました。
メシラはニューメキシコ州南部にある小さな歴史地区で、1800年代のメキシコ風建築が今も数多く残っています。
ホワイトサンズの真っ白な砂丘とはまったく異なる雰囲気で、まるでメキシコやスペインの古い町に迷い込んだような気分を味わえる場所です。
ニューメキシコ旅行ではあまり知られていませんが、歴史や街歩きが好きな人にはぜひおすすめしたいスポットです。
メシラプラザ・アメリカ西部開拓時代の歴史が残る広場

街の中心にあるのが Mesilla Plaza。
現在はのんびりとした広場ですが、ここにはアメリカとメキシコの歴史を語る重要な出来事が残されています。
1854年、アメリカがメキシコから現在の南部アリゾナ州とニューメキシコ州の一部を購入した Gadsden Purchase の後、この広場でアメリカ国旗が掲げられ、アメリカ領になったことを祝ったと言われています。
アメリカ西部開拓時代の歴史を感じながら歩くことができる場所です。
サンアルビノ教会

広場の正面でひときわ存在感を放っているのが
Basilica of San Albino
です。
1850年代に建設が始まった歴史あるカトリック教会で、現在も地域の人々に大切にされています。
私たちは子どもたちを広場で遊ばせながら、夫と交代で教会内部を見学しました。

外観も素敵ですが、中に入るとさらに驚かされます。
色鮮やかなステンドグラスから差し込む光がとても美しく、ニューメキシコにいることを忘れてしまうほどでした。

どこかヨーロッパの古い教会を訪れたような雰囲気があり、静かで厳かな時間が流れていました。
子連れで街歩き

メシラの街の規模はコンパクトで、広場を中心に散策できるため子連れでも歩きやすかったです。
私たちの子どもたちは広場を走り回ったり、ベンチで休憩したりしながら楽しんでいました。
周囲にはレストランや雑貨店もあり、時間があればゆっくりカフェ巡りをするのも良さそうです。
ホワイトサンズのような大自然とは違い、歴史と文化を感じながらのんびり過ごせるのがメシラの魅力だと思います。
Flying J Travel Center|アメリカの巨大トラック文化を支えるトラベルセンターに宿泊

この日の宿泊地は、なんとガソリンスタンド。
といっても、日本でイメージするガソリンスタンドとはまったく違います。
今回利用したのは、テキサス州アンソニーにある Flying J Travel Center。
アメリカでロードトリップをしていると頻繁に見かける「トラベルセンター」と呼ばれる施設です。

Flying Jとは?

Pilot Flying J は、アメリカやカナダで展開する大型トラベルセンターチェーンです。
広大なアメリカでは、何日もかけて州をまたいで荷物を運ぶトラックドライバーが数多くいます。
そのため、日本のサービスエリアやパーキングエリアのような役割を果たす施設が必要になります。
Flying Jはそんな長距離ドライバーたちの拠点ともいえる場所です。
想像以上に巨大な施設
実際に到着して驚いたのは、その規模の大きさ。
広い敷地には大型トラックが何十台も駐車できるスペースがあり、まるで巨大な物流基地のようです。
日本ではなかなか見られない光景で、「アメリカって本当に広いんだな」と改めて実感しました。
駐車場は
- 大型トラック用エリア
- 一般車用エリア
に分かれており、利用しやすくなっています。
シャワー・ランドリー・レストランも完備

Flying Jの魅力は給油だけではありません。
施設内には
- シャワールーム
- コインランドリー
- レストラン
- コンビニエンスストア
- ドライバー向け休憩スペース
などが併設されています。

まさに「巨大なサービスエリア」。
数日間ロードトリップを続けている旅行者にとっても非常に便利な存在です。
私たちもアメリカ旅行中、何度もこうしたトラベルセンターに助けられました。
【Flying J Travel Center】
📍3001 Mountain Pass Blvd, Anthony, TX 79821
ホワイトサンズ国立公園はこんな人におすすめ
- アメリカの絶景を見たい人
- 子どもと自然の中で思い切り遊びたい人
- ソリ遊びが好きな子どもがいる家族
- ニューメキシコ旅行を計画している人
- 一生に一度は見たい景色を探している人
ホワイトサンズ国立公園は、景色の美しさだけでなく、家族で思い出を作れる特別な場所でした。
もしニューメキシコを訪れる機会があれば、ぜひ旅程に組み込んでみてください。きっと忘れられない体験になると思います。


