アメリカキャンピングカー旅12日目。
この日はアメリカとメキシコの国境に位置するテキサス州エルパソへ。
国境の壁やメキシコの街並みを眺めながら、アメリカ南西部ならではの歴史や文化に触れることができました。
本場のメキシコ料理を味わったり、スペイン統治時代の歴史が残るミッショントレイルを訪れたりと、これまで旅してきたアメリカとは少し違う雰囲気を満喫。国境の町ならではの魅力を感じた一日をご紹介します。

こんな感じでロサンゼルスからダラスまでキャンピングカーに乗って3歳と6歳の子連れで行く旅の記録を、子連れ目線でたっぷりレポートしていきます!
行程
| 1日目 | ロサンゼルス・レンタカー&IN-N-OUT |
| 2日目 | ロサンゼルス・DiscoveryCube&死者の日 |
| 3日目 | 世界最古のマクドナルド&キャンピングカーレンタル |
| 4日目 | ソルトン湖& サルベーションマウンテン |
| 5日目 | ルート66の町・ニードルズ |
| 6日目 | ルート66の町・キングマン&セリグマン |
| 7日目 | ローウェル天文台・メテオクレーター |
| 8日目 | ウィグワムモーテル・化石の森国立公園 |
| 9日目 | 超大型干渉電波望遠鏡群(VLA) |
| 10日目 | ロズウェル・ニューメキシコ宇宙歴史博物館 |
| 11日目 | ホワイトサンズ国立公園・メシラ |
| 12日目 ←いまここ! | エルパソ |
| 13日目 | ヒューストンヘルスミュージアム・ NASAギャラクシーライツ |
| 14日目 | 移動日・キャンピングカー紹介 |
| 15日目 | レキシントン空母ミュージアム |
| 16日目 | ヒューストンヘルスミュージアム・ NASAギャラクシーライツ |
| 17日目 | スペースセンターヒューストン |
| 18日目 | スペースセンターヒューストン |
| 19日目 | 移動日・帰国へ向けて荷造り |
| 20~21日目 | RV返却・ダラス→LA移動・帰国 |
ちなみにこの1年前に行った前回のアメリカ旅行の様子は以下を参照してください。
本日のルート
トラックステーションで快適車中泊

前夜はトラックドライバー御用達の「Flying J Travel Center」で車中泊をしました。
アメリカのトラックステーションは、日本のガソリンスタンドとはまったく別物。コンビニだけでなく、シャワールームやコインランドリー、休憩スペースまで完備されています。

キャンピングカーにもシャワーは付いていますが、大人と子どもが一緒に入るにはかなり狭め。そのため、今回は有料シャワーを利用しました。
旅を続けていると、「時間をお金で買う」「快適さをお金で買う」という選択も大切。
こちらのトラックステーションについての詳しい内容は11日目の記事をご参考にしてください。

【Flying J Travel Center】
📍3001 Mountain Pass Blvd, Anthony, TX 79821

エルパソはどんな町?

エルパソはテキサス州最西端に位置し、川を挟んだ向こう側はすぐメキシコです。

高台から見下ろすと、メキシコ側の住宅が山肌にびっしりと建ち並ぶ様子を見ることができました。
もににんエルパソは観光地として有名な都市ではありませんが、アメリカとメキシコ、二つの文化と歴史が交差する非常に興味深い町です。


また、テキサス州に入ったにもかかわらず、エルパソ周辺はニューメキシコ州と同じ時間帯を採用しています。
アメリカ旅行では州境を越えるたびに時差が変わることがありますが、エルパソ周辺は少し特殊なので、ツアーやレストランを予約する際は注意が必要。
街を歩くと英語よりスペイン語の方が多く聞こえるほどで、アメリカにいながらメキシコ文化を身近に感じることができました。
本格メキシコ料理を堪能


ランチは地元で人気のメキシカンレストランへ。
カラフルな装飾や陽気な雰囲気が印象的で、まさに「これぞメキシコ!」という空間でした。
注文したのはアルボンディガス(肉団子のスープ)、タコス、キッズミール、ノンアルコールのピニャコラーダなど。


どれも美味しい&例によって量がすごいので、チップ込みで74ドル(≒11,000円)渡しましたが、日本で同じものを食べたらもっとしそうな気がします。


どれもボリューム満点で、味も大満足。アメリカ旅行中はハンバーガーやステーキを食べる機会が多くなりますが、国境の町ならではの本格メキシコ料理はぜひ味わうのも旅の楽しみの一つです。


【Los Bandidos de Carlos and Mickey‘s】
📍1310 Magruder St, El Paso, TX 79925
公式ホームページはこちら
国境の町をドライブして感じたこと


ランチ後は国境沿いの道をドライブしました。
すぐ向こうにメキシコが見えているのに、その間には高い国境の壁。


テレビでは何度も見たことがある光景でしたが、実際に目の前にすると、その存在感と重みはまったく違いました。
アメリカ南西部をロードトリップするなら、ぜひ立ち寄ってみてほしいおすすめの街です。
San Elizario Catholic Churchミッショントレイルとアメリカ&スペインの歴史


エルパソには今から約400年前にスペイン人宣教師かキリスト教を広めに来た歴史を感じられる「ミッショントレイル」という歴史街道(史跡)があます。


今回は、その一つに行ってみました。


今回訪れたSan Elizario Catholic Churchという教会は、約400年前にスペイン人宣教師によって建てられた歴史ある場所。




併設の博物館では、現在のアメリカ南西部の広い範囲が、かつてスペイン領「ヌエバ・エスパーニャ(ニュースペイン)」だったことを知りました。


ロサンゼルスやサンディエゴ、サンタフェなど、この地域にスペイン語由来の地名が多い理由にも納得です。


この博物館の一角には、なんとナショナルパークパスポートのスタンプがありました!
アメリカの国立公園を訪れる人たちの間で人気なのが、National Parks Passport(ナショナルパークパスポート)です。
これは、日本でいう「道の駅スタンプラリー」や「御朱印帳」のようなもので、国立公園や国定記念物、歴史公園などを訪れた記念にスタンプを集められる公式スタンプ帳で、我が家も今回のアメリカキャンピングカー旅で購入し、訪れた国立公園ごとにスタンプを押して回りました。


博物館を見学していると、スタッフの女性から
「牢屋も見学しますか?」
と声をかけられました。
「牢屋?」と思いながらお願いすると、博物館を出て数分歩いた場所へ案内してくれることに。


たどり着いたのは、西部開拓時代の伝説的なアウトローとして知られるビリー・ザ・キッドが収監されていたとされる牢屋でした。


ビリー・ザ・キッドは19世紀後半のアメリカ西部で活躍した実在の人物で、脱獄や銃撃戦など数々の逸話を残し、現在でも映画や小説の題材として語り継がれています。


許可を得て囚人番号の札を下げて牢屋に入った次男(笑)
小さく質素な牢屋を目の前にすると、これまで映画や西部劇の中の人物というイメージだったビリー・ザ・キッドが、確かにこの時代を生きた実在の人物だったのだと実感しました。


歴史好きの方はもちろん、西部開拓時代の雰囲気を感じてみたい方にも興味深いスポットだと思います。
【San Elizario Catholic Church】
📍1556 San Elizario Rd, San Elizario, TX 79849
検問所を通過
日が暮れてきたので本日の宿泊地に向けてまた移動します!
高速道路を移動中に検問所があったのですが、ここでもまたまた夫の顔パス本領発揮!(詳しくは入国編の投稿を参照)通常だと検問所ではイミグレと同じようにパスポートチェックがあるのですが、またしても顔パスで通過できました。
エルパソ周辺で高速道路を走っていると出てくる 「Checkpoint(移民検問所)」 は、アメリカの入国審査ではなく、アメリカ国内に設置されている国境警備隊(U.S. Border Patrol)の検問所です。
メキシコ国境に近い地域ではよく見られ、エルパソ周辺にも複数あります。
空港の入国審査と同じような審査を受けることもありますが、日本人なら顔パスで通してくれることも。
ただし念のため、
✅ パスポートは必ず携帯
✅ ESTAで合法入国していること
✅ レンタカー契約書を持っておく
がおすすめです。


キャンプサイトに着くころには街灯もなくあたりは真っ暗でしたが、なんとか到着。
星空好き必見!Sunset Reef Campgroundで体験した満天の星空
カールズバード洞窟群国立公園へ向かう前夜、私たちはニューメキシコ州にあるSunset Reef Campgroundで一晩を過ごしました。


このキャンプ場を選んだ理由は、国立公園へのアクセスの良さと、なによりもみゅりょうという点でしたが、実際に泊まってみて一番印象に残ったのは、なんといっても予想をはるかに超える美しい星空!


周辺には大きな町がなく、街灯もほとんどありません。日が沈むと辺りは真っ暗になるため、ここに到着するときは真っ暗すぎて怖かったほど。


電気もシャワーもない無料のキャンプサイトですが、清潔なトイレとゴミ箱があったのがありがたかったです。
夜空を見上げると、無数の星が空いっぱいに広がり、まるでプラネタリウムの中にいるような光景。普段日本で見慣れている夜空とは比べものにならないほど多くの星が輝いていました。
カールズバード洞窟群国立公園やホワイトサンズ国立公園を訪れる予定がある方は、ぜひ宿泊先の候補としてSunset Reef Campgroundも検討してみてください。











